併用禁止?レクサプロ・ジェネリックと相性の悪いお薬について

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食べ物には食べ合わせ(たべあわせ)や食い合わせ(くいあわせ)という言葉があり、一緒に食べると良くないとされる組み合わせがあると言われています。
お薬にも食べ合わせに似たようなものがあり、服用することで思わぬ体調不良などを引き起こす組み合わせが存在します。
このページではレクサプロ・ジェネリックとの併用が禁止されているお薬や併用には注意が必要なお薬などを紹介します。

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、セレギリン塩酸塩

これらのお薬はパーキンソン病の治療に使われることが多く、脳内のドパミンの分解を防ぐ効果があります。レクサプロ・ジェネリックと併用することでセロトニン症候群を引き起こすおそれがあります。
セロトニン症候群とは精神状態が不安定になる不穏や体温の変化などで時に生命を脅かす可能性がある危険な症状です。

ピモジド

ピモジドは統合失調症の治療に用いられるお薬でレクサプロ・ジェネリックと併用するとQT延長作用が確認された事例があります。(原因不明)
QT延長は心臓の電気信号の異常とされており、失神などを誘発するおそれがあり、こちらも生命を脅かす可能性がある症状です。

三環系抗うつ薬、抗精神病薬、抗不整脈

環系抗うつ薬、抗精神病薬、抗不整脈とレクサプロ・ジェネリックを併用すると、これらのお薬の血中濃度が高くなるおそれがあります。併用の際は環系抗うつ薬、抗精神病薬、抗不整脈の服用量を減らすなどの対応が必要になります。